シチリア風カポナータ

シチリア風カポナータ

仕江府 三五シェフのレシピ

コツ・ポイント

とろけるような食感がたまらない、「揚げなすの甘酢煮」です。おばんざい風にたっぷり作って、ガーリックトーストとともに前菜として、また温めて魚料理に添えるのもオススメです。なすは、しっかりアクを抜き、高温でさっと揚げるのがコツ。冷やすと味が濃くなる、という点も覚えておきましょう。

材料

6人分(作りやすい分量)
調理時間: 約30分

米なす ▶ピーラーで皮をむき、1cmの角切り 2本 
玉ねぎ ▶みじん切り 80g(小さ 
セロリ ▶みじん切り 60g 
グリーンオリーブ ▶粗みじん切り 10個 
ケーパー 大さじ2 
松の実 ▶フライパンなどでいる 大さじ2 
白ワインヴィネガー 30ml 
トマトソース ▶※ポモドーロを参照 150ml 
グラニュー糖 小さじ1/2 
イタリアンパセリ ▶粗みじん切り 適量 
エクストラバージンオイル 30ml 
揚げ油 適量 
小さじ2~3 
こしょう 少々 

作り方

  • STEP 1

    なすのアクを抜くため塩をまぶし、季節に応じ10分から1時間ほど放置する(夏のなすにはアクが少なく、冬のなすには多い)。2、3回水洗いして塩を落とし、水気を切る。

  • STEP 2

    鍋に揚げ油を注いで180~190℃にあたため、なすを素揚げする。高温のため、なすを油に落とすと沈まずにすぐ浮き上がってくる。温度が低いと、なすは油を吸ってしまう

  • STEP 3

    フライパンにオリーブオイルを熱し、玉ねぎとセロリをしんなりするまで炒める。つづいてグリーンオリーブ、ケッパー、松の実を加えて軽く混ぜ合わす。

  • STEP 4

    白ワインヴィネガー、トマトソース、グラニュー糖の順に加え、塩、胡椒で下味をつける。冷やすと塩味が濃く感じられるため、「少し薄いかな」という塩加減にとどめておく。

  • STEP 5

    素揚げしたなすを入れ、フタをして10分ほど煮込み、粗熱をとる。さらに冷蔵庫で冷やし、味をみて調える。器に盛りつけ、イタリアンパセリと仕上げのオイルをかける。

仕江府 三五

仕江府 三五シェフ

1977年、茨城県日立市出身。「HATAKE AOYAMA」オーナーシェフ。漁師の祖父やイタリア料理店シェフの父から食の英才教育をうける。辻調理師専門学校を卒業後、銀座「ベルフランス」を経て渡仏。グランメゾンで修行をつむ。イタリアは半年ほどかけて各地を巡りながらレストランを手伝い、“本場”にふれる。丸の内「サンス・エ・サヴール」のオープニングスタッフ、2005年浦安「ホテルエミオン東京ベイ」洋食総料理長を経て、2009年「Restaurant I」総料理長に。江戸野菜をフレンチに取り入れたことで注目を集める。2010年同店を開業して独立。フレンチからイタリアンへの転向は、父の遺志を継いで。野菜に力を入れるのは、野菜嫌いだったから。教師を志したこともあることから、近隣小学校にて神保流の食育授業を積極的に展開。食のコンサルトなど、料理人にとどまらない幅広い活動も行う。

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