ポモドーロ

ポモドーロ

仕江府 三五シェフのレシピ

コツ・ポイント

トマト缶からおいしいトマトソースを作るコツは、けっして沸かさないこと。トマト中の糖分が焦げると、酸味、臭みが強くなります。マスターすれば、ボンゴレロッソ、ペンネアラビータ、カプレーゼとレパートリーが広がりますよ。「ソーフリット」は煮込み料理などにも使える、便利な野菜調味料です。

材料

2人分
調理時間: 約30分

スパゲッティ(1.9mm) ▶たっぷりのお湯に塩を入れ、茹であげる(記載より-2分) 160g 
にんにく ▶縦に割って芯を除き、みじん切り 小1/2片 
EVオリーブオイル 大さじ1弱 
赤とうがらし ▶半分に割って、種を除く 1/4本 
バジル 2枚 
1、2つまみ 
■トマトソース(作りやすい量)  
ホールトマト ▶仕上がりが200gになる量です 400g 
ソーフリット(※下記参照) 大さじ1 
■ソーフリット(作りやすい量)  
玉ねぎ ▶みじん切り 100g 
にんじん ▶みじん切り 30g 
セロリ ▶みじん切り 15g 
EVオリーブオイル 100g 
■パスタ用  
お湯 3リットル 
粗塩 30g(目安) 

作り方

  • STEP 1

    味の基本となる「ソーフリット」を作る。フライパンに玉ねぎ、にんじん、セロリ、オイルを入れてキツネ色になるまで弱火で炒める。フライパンを揺すって焦げないよう注意。

  • STEP 2

    「トマトソース」を作る。分量のソーフリット(あまったら冷凍可)、ホールトマトをフライパンに入れて中弱火に20分ほどかける。けっして、ぼこぼこと沸かさないように!

  • STEP 3

    深鍋にたっぷりの湯をわかし、粗塩を加えてパスタをゆでる。ソースでゆで上げるため、表示時間マイナス2分でひき上げる。

  • STEP 4

    フライパンにオイル、にんにく、赤とうがらしを入れ、弱火でじっくりと焦がさないように炒める。にんにくがキツネ色になったら分量のトマトソースを加える。

  • STEP 5

    ゆで上がったパスタを加え、ソースを吸わせるようにフライパンを揺すりながらゴムベラで全体をよく混ぜ合わせる。ソースが絡まったらバジルをちぎり入れ、塩で味を整える。

仕江府 三五

仕江府 三五シェフ

1977年、茨城県日立市出身。「HATAKE AOYAMA」オーナーシェフ。漁師の祖父やイタリア料理店シェフの父から食の英才教育をうける。辻調理師専門学校を卒業後、銀座「ベルフランス」を経て渡仏。グランメゾンで修行をつむ。イタリアは半年ほどかけて各地を巡りながらレストランを手伝い、“本場”にふれる。丸の内「サンス・エ・サヴール」のオープニングスタッフ、2005年浦安「ホテルエミオン東京ベイ」洋食総料理長を経て、2009年「Restaurant I」総料理長に。江戸野菜をフレンチに取り入れたことで注目を集める。2010年同店を開業して独立。フレンチからイタリアンへの転向は、父の遺志を継いで。野菜に力を入れるのは、野菜嫌いだったから。教師を志したこともあることから、近隣小学校にて神保流の食育授業を積極的に展開。食のコンサルトなど、料理人にとどまらない幅広い活動も行う。

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