ファルシ ~Legumes Farcis~(野菜の詰め物)

ファルシ ~Legumes Farcis~(野菜の詰め物)

仕江府 九二六シェフのレシピ

コツ・ポイント

南フランス・ニースの郷土料理のひとつで、丸みのある野菜をくり抜き、詰め物をしたお料理。
大事なのは、アロゼという調理法。調理中に、温まった煮汁を詰め物全体に何度もかけて、肉に水分を入れながら焼きます 。
こうすると、野菜の甘さが引き出され、肉もジューシーに仕上がります

材料

2人前
調理時間: 約20分

なす ▶お好みの野菜で 1ヶ 
ズッキーニ(丸型) ▶細長いズッキーニを8cmの長さ程にカットし、半分にしてもOK 1ヶ 
パプリカ 1ヶ 
オリーブオイル 適量 
少々 
コショウ 少々 
鶏のだし ▶数回に分けて使用 100cc 
バター 10g 
■肉のタネ  
合挽き肉 150g 
玉ねぎ ▶みじん切り 50g 
ニンニク ▶みじん切り 少々 
エルブドプロヴァンス(ハーブ) ▶ドライ・フレッシュどちらでも 2g 
ナツメグ 1g 
1ヶ 
パン粉 30g 
パルメザンチーズ 10g 
生クリーム 10cc 
■仕上げ  
フレッシュタイム 少々 

作り方

  • 野菜の上部をカットし、中をくり抜く。または縦にカットする。(くり抜いた野菜をさっと熱湯でゆがくと、火が入りやすくなるので時短になる。)

    STEP 1

    野菜の上部をカットし、中をくり抜く。または縦にカットする。(くり抜いた野菜をさっと熱湯でゆがくと、火が入りやすくなるので時短になる。)

  • フライパンにオリーブオイルをひき、中火で玉ねぎとニンニクを少し色づく位しっかりと炒め、冷ます。ボウルに、その玉ねぎと生クリーム以外の肉のタネの材料を入れる。

    STEP 2

    フライパンにオリーブオイルをひき、中火で玉ねぎとニンニクを少し色づく位しっかりと炒め、冷ます。ボウルに、その玉ねぎと生クリーム以外の肉のタネの材料を入れる。

  • まずゴムベラで全体を混ぜる。混ぜるとどうしても温度が上がるので、ボウルの底を氷で冷やしながら混ぜると肉が痛みにくくなる。

    STEP 3

    まずゴムベラで全体を混ぜる。混ぜるとどうしても温度が上がるので、ボウルの底を氷で冷やしながら混ぜると肉が痛みにくくなる。

  • ある程度混ざったら生クリームを入れ、粘り気が出るまで手でよく混ぜる。全体が繋がる感じが目安。塩・コショウしてかるく混ぜる。

    STEP 4

    ある程度混ざったら生クリームを入れ、粘り気が出るまで手でよく混ぜる。全体が繋がる感じが目安。塩・コショウしてかるく混ぜる。

  • 野菜に詰める。絞り袋を使うときれいに詰めることができる(ビニール袋でもいい)。少しこんもりとするくらい絞り入れる。

    STEP 5

    野菜に詰める。絞り袋を使うときれいに詰めることができる(ビニール袋でもいい)。少しこんもりとするくらい絞り入れる。

  • ヘラを使い、肉のタネの表面をならすように軽くなでながら肉と野菜を接着させ、形を整える。

    STEP 6

    ヘラを使い、肉のタネの表面をならすように軽くなでながら肉と野菜を接着させ、形を整える。

  • 耐熱皿にオリーブオイルをひき強火でしっかりと温めたら野菜を入れる。野菜の底に焦げ目ができたら一度取り出す。鶏のだし少量とバターを入れ、少し溶けたら野菜を戻す。

    STEP 7

    耐熱皿にオリーブオイルをひき強火でしっかりと温めたら野菜を入れる。野菜の底に焦げ目ができたら一度取り出す。鶏のだし少量とバターを入れ、少し溶けたら野菜を戻す。

  • 煮汁をスプーンですくい、肉の色が変わるまで何度もかける(アロゼする)。水分が足りなくなったら鶏のだしを足す。ふたも煮汁で煮る。※水分はひたひたにしないこと。

    STEP 8

    煮汁をスプーンですくい、肉の色が変わるまで何度もかける(アロゼする)。水分が足りなくなったら鶏のだしを足す。ふたも煮汁で煮る。※水分はひたひたにしないこと。

  • パン粉・チーズ・オリーブオイルをかけ、180℃のオーブンで焼く。早く火が入ったものから引きあげ、トースターで焼き目をつける。タイムを入れた煮汁をかければ完成。

    STEP 9

    パン粉・チーズ・オリーブオイルをかけ、180℃のオーブンで焼く。早く火が入ったものから引きあげ、トースターで焼き目をつける。タイムを入れた煮汁をかければ完成。

仕江府 九二六

仕江府 九二六シェフ

1959年1月12日生まれ。岩手県出身。 18歳でパティシエを志し24歳の時にパティスリー・ド・レカンに入社。パティスリー・ド・レカンではジャン・ミエ氏(フランス菓子最高技術顧問)に師事し、10年間の修行後、新横浜プリンスホテルのシェフパティシエとしてお客様から高い評価を得るとともに数多くのコンクールに入賞。2005年にホテル インターコンチネンタル 東京ベイに入社。2008年3月にエグゼクティブシェフパティシエに就任。同年7月に「Toshi Yoroizuka」オーナーシェフ鎧塚俊彦氏とコラボレーションイベント「夢のケーキワールドの夕べ」にて饗宴素材を熟知し、素材の持ち味を最大に生かすお菓子作りをモットーとしている。

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