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精進出汁とは、植物性の食材だけでとる出汁をいいます。
椎茸、干瓢、大豆、昆布などの乾物を使いますが、今回は2種類の異なる昆布の旨みを重ねた、シンプルな精進出汁をご紹介します。
沸いたら弱火にして煮出すことが、最大のポイントです。
※調理時間は、昆布を一晩水に漬ける時間を除きます
つくりやすい量
調理時間: 約60分
道南昆布(真昆布) ▶※肉厚があり幅が広い。上品な甘みとまろやかさがある | 20g |
---|---|
利尻昆布 ▶※塩味があり味が濃く、香りも高い | 20g |
水 | 2リットル |
STEP 1
鍋に道南昆布(真昆布)と利尻昆布を入れ、一晩漬けて戻す。
火にかけ、沸いてきたら極弱火の状態にし、1時間ほど煮る。
STEP 2
高温にならない様に気をつける。雑味が出てしまう。
※うま味成分が抽出されるのが65℃。切り口から泡が出る程度が、目安の温度。
STEP 3
煮ている間にでるアクは、都度取り除く。冷めたら布地で濾して完成。
STEP 4
【昆布について】生息する環境が昆布に影響をあたえ特長に違いがでるため、産地が銘柄。異なる昆布を合わせたり、干椎茸を加えたりと、料理に応じて調整します。
1974年、神奈川県出身。 1991年に「ホテルニューオータニ」入社後、「ラ・マーレ・ド・チャヤ」、「銀座レザンジュ」を経て渡仏。 2004年南仏の二ツ星レストラン「ジャックシポワ」にてジャック・シボワ氏に師事。本場の味を学ぶ。 帰国後「ベージュ アランデュカス東京」、「表参道バンブー」、「銀座ラトゥール」、「神楽坂ラ・トゥーエル」料理長を経て、2013年「レストラン パフューム」をオープン。 魚介類料理を得意とし、自ら築地で旬の食材を素材の持ち味を生かしながら、研鑽を重ねたフレンチの技法を駆使し、重層的な味わいと香りに満ちた料理で、訪れる人を魅了している。
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