アンコウのロッシーニ仕立て雪下人参ピューレとバルサミコソース

アンコウのロッシーニ仕立て雪下人参ピューレとバルサミコソース

仕江府 五六シェフのレシピ

コツ・ポイント

・アンコウは強火で7割ほどフライパン、その後上火オーブンで焼く。
・アンコウの肝は、生臭みをとるために丁寧に血合いをとって牛乳につけます。
・ソースはバルサミコ酢を煮詰めたものに、まず少量の生クリームを入れて乳化させ、バターモンテ(バターを入れて溶かしながらまぜる)する。

材料

4人前
調理時間: 約20分

アンコウ(身) ▶さばき、頭をおとし身と皮、肝、内臓に分ける 80g×4 
アンコウ(肝) ▶牛乳にひたす 20g×4 
牛乳 肝がひたるくらい 
■ソース(30人前の量)  
バルサミコビネガー 1本(500cc) 
玉ねぎ ▶コンカッセ(粗さいころ型)に切る 1個 
フォンドヴォー 50cc 
生クリーム(38%) 少々 
バター ▶ダイス状にきざむ 約80g 
塩・こしょう ▶適量 適量 
■ピューレ  
雪下人参 ▶皮をむき、塩茹でし、芯を取り除く 60g 
シャンパンビネガー 少々 
■飾り  
人参(葉付) ▶皮をむき、グラッセ(砂糖入り水で煮る)する 4本 
インゲン ▶塩茹でにする 8本 
クレソン or セルフィーユ 4枚 

作り方

  • STEP 1

    アンコウの身の血合いをきれいに取り除き、白い部分のみ80gにカットしておく。

  • STEP 2

    牛乳にひたしたアンコウの肝を取り出し、血合いや血管をきれいに取り除く。20gの大きさにカットし再び牛乳にひたす。

  • STEP 3

    バターで玉ねぎを軽くソテー後、バルサミコを鍋に注ぎ、玉ねぎと共に強火でドロドロになるまで煮詰め、仕上げにフォンドヴォーを加える。

  • STEP 4

    塩茹でした雪下人参はミキサーでピューレにする。葉付人参は皮をむきグラッセ(砂糖入りの水で煮る)にする。インゲンは塩ゆでにする。

  • STEP 5

    アンコウの身と肝の余分な水分をペーパーでとり、塩・コショウし、フライパンでポアレ(強火で両面を焼く)する。(7割程。その後上火オーブンで表面をカリッと焼く) 

  • STEP 6

    【ソース】しっかり煮詰めたバルサミコビネガーの鍋に少量の生クリームを入れ乳化させ、バターモンテ(バターを溶かしまぜる)する。塩・コショウで味を調える。

  • STEP 7

    雪下人参のピューレに生クリーム少々を入れバターモンテし、シャンパンビネガーを加え味を調える。インゲンはバターでソテーしておく。

  • STEP 8

    皿に雪下人参ピューレを敷き、アンコウをのせ、その上に肝をのせる。バルサミコソースをかけ、斜めカットした葉付人参、インゲンを添え、クレソン又はセルフィーユで飾る。

  • STEP 9

    ※ソースは煮詰めるため、30人前の量で作らないと上手く仕上がりません。このソースは冷凍して保存できます。

仕江府 五六

仕江府 五六シェフ

1956年、東京都出身。 事故がきっかけで18歳で料理人の世界に入る。24歳でフランスに渡り一つ星のお店で働き、25歳で「ラ・トゥール・ダルジャン」に入社。以降12年以上に渡りパリと日本で技術の研鑽を重ね、1992年には神楽坂に、2007年には銀座に「ラ・トゥール」をオープン。ミシュランでも星を獲得するなど、現在も総料理長として活躍中である。

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