Hotel's Brunch

コンラッド東京「セリーズ」 / 伊藤勝シェフから学ぶ メキシコで最もポピュラーな朝食「ウエボスランチェロス」

心身をリフレッシュする独自のプログラム。

穏やかな緑につつまれたウェスティンホテル東京。ロビーに入った瞬間から日常の喧騒から解放され、極上のくつろぎと癒しの時間が始まります。大理石の大きな柱が特徴のメインロビーや、ホテル内に点在するブロンズ像、絵画、タペストリーなど、数々の美術品が配されたヨーロピアンスタイルのインテリアも心地良さを誘います。ウェスティンホテル&リゾートのグローバルなブランドミッションは『For A Better You.』。到着時よりも、清々しい気分にリフレッシュしてホテルを出発していただけるよう、様々なホスピタリティが用意されているとか。「ホテル業界で初めて独自に開発した『ヘブンリーベッド』は、ゲストの方々から“雲の上の寝心地”と称賛されています。快適な睡眠だけでなく、当ホテルで過ごす快適な時間を通じ、心と身体の調和のために最高のリラクゼーションを体験していただけるでしょう」(同ホテル広報担当者)ウェスティンホテル東京ならではの様々な革新的なプログラムで、ゲストを元気にする秘密をぜひ体験してみませんか。

心身をリフレッシュする独自のプログラム。

宿泊しなくても食べに行きたい魅力的な世界各国の朝ごはん。

昨年7月にリニューアルした『セリーズ』のヘッドシェフを務める伊藤勝シェフのポリシーは「どの時間帯でも同じクオリティの料理を提供できるレストランであること」。とくに朝食のシーンでは、ビュッフェメニューとして各国料理から和食、さらにはシリアルやフルーツなど様々なタイプの料理を用意して6時半からゲストを迎える。

「いろいろな食材や季節にマッチした料理に関して、常にアンテナを張り巡らせてメニューを考えています。世界各国からのゲストを迎えるダイニングなので、異なる国々のエッセンスを取り入れ、アレンジを加えながらオリジナルのメニューをお出ししています」(伊藤さん)

さらに朝食時間帯だけのオーダーミ-ルとして「エッグベネディクト」や、ほうれん草とリコッタチーズの「フリッタータ」、メキシコの朝食「ウエボスランチェロス」など魅力溢れるメニューも。名前を聞くだけで食べたい! と思わせる朝食もホテルならでは。

「ここは特別の方のための空間ではなく、オープンな場所ですので、宿泊しなくてもぜひ朝食を楽しみに来ていただきたいですね。とくに朝食ビュッフェは、いろいろな料理が召し上がれますので、ひとつひとつのおいしさを舌で味わっていただけると嬉しいですね」(伊藤さん)

メキシコで最もポピュラーな朝食『ウエボスランチェロス』

メキシコで最もポピュラーな朝食『ウエボスランチェロス』

コツ・ポイント

『セリーズ』の朝食で人気メニューのひとつ「ウエボスランチェロス」とは、メキシコ人が大好きな卵料理。その作り方を伊藤シェフに教えていただきました。

「日本ではあまりなじみがない料理だと思いますが、トマトソースを作っておけば、朝の忙しい時間でも手軽に作れますし、とてもおいしいですよ」(伊藤さん)

現在『コンラッド東京』で総料理長を務めているのは、メキシコ出身のホセ・サンチェス氏。その総料理長お墨付きのメニューでもある。おいしさの理由は、フレッシュな完熟トマトから作るハラペーニョ入りトマトソースのキリリとした辛さに、卵とアボカド、サワークリームの絶妙なミックステイスト。

「フレッシュトマトのソースはローストすると、さらに甘みが増しておいしくなります。卵を半熟にしたのは私のアレンジです。メキシコの方は目玉焼きを固焼きするようですが、日本人は半熟を好まれますし、黄身がトマトソースの辛さをマイルドにする効果もあるんです。ご家庭用ではアボカドスライスをトッピングするレシピでもOKとしましたが、もしガカモレ(アボカドディップ)がお好きなら、そのほうがよりメキシコの味になります」(伊藤さん)

トマトがおいしくなるこれからの季節、ぜひトマトソースから作ってみてはいかが。

メキシコで最もポピュラーな朝食『ウエボスランチェロス』

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セリーズ

セリーズ

〒105-7337 東京都港区東新橋1-9-1

東京汐留ビルディング28F

Tel 03-6388-8745

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  • 文:北條尚子
  • 写真:大脇崇
  • (内観写真はホテル提供