桜とあずきのムース ~ほんのり塩味と桜の香りの余韻~

桜とあずきのムース ~ほんのり塩味と桜の香りの余韻~

仕江府 三零シェフのレシピ

コツ・ポイント

ビーツが手に入らない場合は、食紅を使ってください。ただ、ビーツを使用した方が桜色に近い色が出せるようです。
今回この桜色を再現するのに苦労して、小さい方のムースのゼリー液は、イメージ通りの桜色に仕上がりましたが、大きい方のムースのナパージュはやや赤みが勝ってしまいました。

材料

4人前
調理時間: 約60分

市販のスポンジ(直径18cm) 1/2個 
■《桜風味のシロップ》  
桜の花の塩漬け 2枝 
60cc  
グラニュー糖 15g  
ビーツすりおろし 少々  
桜リキュール  20cc 
■《粒あんのムース》  
板ゼラチン ▶冷水に漬けて戻しておく。 2g 
粒あん(市販品・加糖) 40g 
吟醸酒 10cc 
生クリーム(乳脂肪40%) 60g 
■《桜のムース》  
板ゼラチン ▶冷水に漬けて戻しておく。 3.5g 
卵黄 1ヶ 
グラニュー糖 20g 
牛乳 60cc 
ひとつまみ 
桜リキュール 20cc 
ビーツのすりおろし 適量 
生クリーム(乳脂肪40%) 90g 
■《桜のゼリー液》  
板ゼラチン ▶冷水に漬けて戻しておく。 0.5g \t 
レモン汁 5cc \t 
桜風味のシロップ 3で使用した残り \ 
■《桜のツヤ出しジャム》  
ナパージュ(アプリコットジャムでも可) 30g \t 

作り方

  • 【牛乳パックで桜の型を作る】牛乳パックを写真の様に細長い長方形に切る。底の部分が桜の花びらの先端になる。折り目から1.5cmの所を切り、逆側も同じように切る。

    STEP 1

    【牛乳パックで桜の型を作る】牛乳パックを写真の様に細長い長方形に切る。底の部分が桜の花びらの先端になる。折り目から1.5cmの所を切り、逆側も同じように切る。

  • テープで2つを貼り合わせ、折り目を利用して花びらの先端を作る。同じようにして長さが9cm程の小さい型も2つ作る。

    STEP 2

    テープで2つを貼り合わせ、折り目を利用して花びらの先端を作る。同じようにして長さが9cm程の小さい型も2つ作る。

  • STEP 3

    【スポンジを型に合わせてカット】スポンジは厚さを半分にスライスする。(スライス済みの製品の場合はそのまま)大きい方の型を中央に押し当てて、型に合わせて切る。

  • STEP 4

    端切れが2つ出るので、小さい方の型を利用して型に合わせてカット。
    バットに型を置きテープでバットに張り付けて固定し、スポンジを中に敷く

  • STEP 5

    【桜風味のシロップを作る】水・グラニュー糖を鍋に入れてひと煮立ちさせる。ビーツのすりおろしを加え色をつける。

  • STEP 6

    粗熱が取れたら桜リキュール・桜の花の塩漬けを加える。シロップを30cc取り分け[2]のスポンジにハケで塗る。残りのシロップは後でゼリーに使用するので取っておく

  • STEP 7

    【粒あんのムースのベースを作る】
    粒あん・吟醸酒をボウルに入れて湯煎にかけ温める。戻しておいたゼラチンを加え溶かす。  

  • STEP 8

    【桜のムースのベースを作る】別のボウルに卵黄・グラニュー糖を加えすり混ぜる。
    沸騰直前まで温めた牛乳を加え混ぜる。湯煎にかけてトロミがついてくるまで加熱する。

  • STEP 9

    ゼラチンを加えて溶かし、塩・桜リキュールを加え、目の細かいこし器でこす。
    ビーツのすりおろしを加え、桜色になるようにする。

  • STEP 10

    生クリーム(150g)をボウルに入れ底に氷水を当てながら7分立てに。これをStep7に60g、Step8に90g加える。両方とも泡をつぶさない様にさっくり混ぜる

  • STEP 11

    まず粒あんの生地を氷水にあて、トロミが付くまで冷やしStep2に流し込む。冷凍庫に10分入れ固める。

  • STEP 12

    次に桜の生地を冷やし、固まった粒あんの生地の上に流し入れて冷凍庫に入れて今度は完全に固める。

  • STEP 13

    【桜のゼリー液を作る&小さいムースを仕上げる】
    ボウルに戻したゼラチンとレモン汁を加え、湯煎にかけ溶かす。Step6の残りのシロップに加える。

  • STEP 14

    小さい方の桜のムースを冷凍庫から出し、ゼリー液を流し入れる。そのまま冷蔵庫に入れ、ムースを自然解凍する。

  • STEP 15

    【大きいムースを仕上げる】
    ナパージュ(ツヤ出し用のジャム)にビーツのすりおろしを加え色をつける。

  • STEP 16

    大きい方のムースを冷凍庫から出し、凍ったままナパージュを上面に塗る。
    冷蔵庫に入れて自然解凍する。牛乳パックの型はナイフで切ってはがす。

仕江府 三零

仕江府 三零シェフ

肉と違って野菜は単に焼くだけでおいしく食べられる素材ではありません。野菜料理には手間と知恵が要りますが、世界各国には実に巧みに野菜を扱っているものが多くあります。それらを取り入れつつ自分のアレンジも加えて料理は考えます。メニューは月替わりで、旬の野菜を色々な形で味わっていただけるようコースを組んでいます。

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